悩ましい。14日のオーダーオブプレーが出たところだが、コートをどう回ればいいのか、実に悩ましいのだ。
センターコートには男子第2シードの添田豪(ミキプルーン)がまず入り、続いて第1シードの鈴木貴男(高木工業)が入っている。じっくりと腰を据えて見たい最高の2試合が縦に並んでいる。これだけなら問題ないけれど、遠く離れた1番、2番コートには、何と、何と、女子第1シードの中村藍子(ニッケ)と第2シード森上亜希子(ミキハウス)の試合が横に並んで入っているのだ。
添田の試合をじっくり観戦すれば、当然、中村、森上の試合は見ることが出来ない。かといって中村、森上の最初の1セットを見てセンターに行ったのでは、どの試合も中途半端な観戦となってしまう。これは第2試合でも同じこと。鈴木をセンターで見れば、1番、2番の好カード、森田あゆみ(キヤノン)対藤原里華(北日本物産)、奈良くるみ(大阪産業大学附属高校)対米村知子(角辻医院)の試合を見ることができない。うーん、「責任者出てこい!」と言いたくなる悩ましいコート割りなのだ。
まあ、僕がコートをどう回るかはさておき(茶圓鉄也=ミキプルーンの試合も見たいよー)、大会も4日目となると好カードが目白押し。とくにベスト16が出揃った女子が面白そうだ。先に挙げた森田対藤原、奈良対米村はもちろんのこと、岡本聖子(TEAM STUFF)と飯島久美子(北日本物産)のダブルスコンビ対決。それに田中真梨(TEAM自由が丘)と瀬間友里加(ピーチ・ジョン)の仲良し対決も、一部のファンの方には堪えられない試合と言えるだろう。
吉備雄也(早稲田大学)と対戦する鈴木は、大会前にこんなことを言っていた。「シード選手は5回勝てば優勝できます。だけど勝ち上がってきた相手との初戦となる2回戦、それに、順当に行けばシード同士の対戦となる3回戦というのは恐いですね……」。何が起こってもおかしくない大会4日目だ。
フリーライター 井山 夏生